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手洗い・消毒をすべき5つのタイミングとは?手指の衛生対策のコツも紹介

「手洗いや消毒って、いつするべきなの?」と悩むことはありませんか。手洗いや消毒を適切なタイミングでおこなうことは、衛生対策の強化に重要です。

本記事では、衛生対策として手洗いや消毒をおこなうべき5つのタイミングをご紹介します。少しでも感染症を予防したいとお考えの場合、ぜひご一読ください。

感染症対策の強化をお考えですか?感染リスクを抑えるためには、手洗いのタイミングはもちろん、菌を繁殖させないことが重要です。

非接触で利用できるハンドドライヤーは、素早く手を乾燥させ菌の繁殖を抑制します。

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目次

衛生対策として手指の手洗いや消毒をすべき5つのタイミング

出典:厚生労働省

厚生労働省は「新型コロナウイルス感染症の予防」で、手洗いや消毒をすべきタイミングとして以下の5つを推奨しています。

手洗いの5つのタイミング
  1. 帰宅したとき
  2. 咳・くしゃみをしたり鼻をかんだりしたとき
  3. 食事の前後
  4. 看病や介護をしたとき
  5. 外にあるものに触ったとき
  6. 補足:トイレを使用した後や、調理の前後

では、どのようなタイミングで手洗いをすれば良いのか、1つずつ見ていきましょう。

タイミング1.帰宅したとき

まず大事なのは、外出先から自宅に戻ったときです。特に公共の場では、電車のつり革や施設の手すりなどを不特定多数の人が触れています。

気が付かないうちに、手指がウイルスや細菌に汚染されているため、普段はもちろん、感染症が流行しているときは特に注意が必要です。

自宅にウイルスや細菌を持ち込まないためにも、帰宅したらすぐに手を洗いましょう。

タイミング2.咳・くしゃみをしたり鼻をかんだりしたとき

咳やくしゃみで出た飛沫を手で受けたり鼻をかんだりしたときも、気をつけなければなりません。見えない飛沫や鼻水に含まれているウイルスや細菌が、手指に付着している恐れがあるからです。

そのまま手を洗わないでいると、感染症を周囲に広げかねません。感染リスクを抑えるためには、手洗いでウイルスや細菌を落とす必要があります。

咳やくしゃみが出て口元を押さえようとしたとき、鼻水をティッシュで拭き取ったときなどは、すぐに手を洗いましょう。

タイミング3.食事の前後

食事のときも手洗いをすべきタイミングです。手洗いをしないまま食事をすると、手指に付着した細菌やウイルスが食べ物と一緒に口の中に入ってしまうこともあります。

ウイルスや細菌を口に運ぶことのないよう、特に食事前の手洗いは忘れてはなりません。また、食材や共用の食器に菌が付着している恐れも踏まえ、食後にも手を洗いましょう。

タイミング4.看病や介護をしたとき

体調不良を訴える人の看病、介護や育児でのおむつ替えなどの場面でも、手指がウイルスや細菌に汚染されるリスクがあります。

他の人の飛沫や鼻水などの体液、排泄物や吐瀉物(としゃぶつ)などに対応しなければならない場合は、十分な感染対策をしつつ、処理が済んだら手指を洗いましょう。

タイミング5.外にあるものに触ったとき

注意したいのが「外にある(あった)もの」に触れたときです。

自宅で過ごしていて、特に感染リスクのおそれがない状況だと思っていても、気がつかないうちに手指に菌・ウイルスが付着していることはあります。

お金や回覧板、郵便物や宅配物などは不特定多数の人が触って手元に届いたと想定できます。スーパーやコンビニなどの店舗で購入したものも同様です。

もちろん、上記がすべて不潔というわけでは決してありません。ですが、衛生対策をおこなうという視点で考えるのであれば、外にあったものに触れたあとは手をよく洗いましょう。

補足.トイレを使用した後や、調理の前後

出典:厚生労働省

厚生労働省では、ここまで紹介した5つのタイミングに加え、ノロウイルスによる食中毒対策として上記も推奨しています。

ここで、新たに加わった以下2つのタイミングを解説します。

ノロウイルスによる食中毒対策として推奨されている2つのタイミング
  • トイレを使用した後
  • 調理の前後

では、それぞれ解説します。

トイレを使用した後

トイレで用を足す際、気が付かないうちに手指に便や尿などが付着する恐れがあります。便や尿などにはウイルスや細菌が含まれているため、注意が必要です。

公衆トイレだけでなく自宅のトイレであっても、使用した後は手をよく洗いましょう。

調理の前後

調理の前の手はいろいろな場所に触れているため、菌やウイルスが付着していると考えられます。調理器具や食材・食器などを汚染しないよう、手洗いをしておきましょう。

また、手順が切り替わるタイミングでの手洗いも重要です。特に生の肉・魚や卵などには、加熱殺菌が必要な特有の菌が潜んでいます。

以上については、一般家庭ではもちろんのこと、食品を扱う施設ではさらに細かい配慮が必要です。場所や状況に応じて、可能な限り対策をするのが肝要です。

正しい手洗いの方法6ステップ

出典:厚生労働省

手洗いのタイミングを押さえたところで、正しい手洗い方法も知っておきましょう。厚生労働省が推奨する正しい手洗い方法は、上記のとおりです。6ステップに分けて紹介されています。

せっかくタイミングよく手洗いしても、方法が適切でなければ洗い残しが発生します。感染リスクを少しでも減らすなら、正しい方法にしたがって手を洗うことが必要です。

なお、正しい手洗い方法についての詳細は、下記記事で解説しています。手洗いは誰でも今すぐに取り入れられる感染症対策なので、ぜひ参考にしてください。

手洗いで手指の衛生対策を強化する5つのポイント

タイミングと正しい方法の他にも、手洗いで手指の衛生対策を強化できるポイントは、以下の5つがあります。

手洗いで手指の衛生対策を強化する5つのポイント
  1. 複数のタイミングで手洗いをする
  2. 洗い残しがないよう、爪を切ったり指輪を外したりする
  3. ハンカチやタオルの使い回しをできるだけ避ける
  4. 手洗いができないときはアルコール消毒液を活用する
  5. 手洗い後はなるべく早く手を乾かす

では、1つずつご紹介します。

ポイント1.複数のタイミングで手洗いをする

手洗いは、一度だけでなく複数のタイミングでおこないましょう。

手は、常にたくさんの場所に触れているため、一度念入りに洗ったとしても新たな菌・ウイルスの付着が想定できるからです。

ハンドソープを使用して手洗いをすれば、下記のように手に付着したウイルスを大幅に減らせます。

出典:厚生労働省

複数のタイミングでこまめに手洗いをおこない、清潔な手を保ちましょう。

ポイント2.洗い残しがないよう、爪を切ったり指輪を外したりする

衛生対策をより強化するためには、爪を短く切ったり、指輪を外したりすることも有効です。長い爪や指輪などは、肌との間に小さな隙間が生じ、汚れが溜まりやすい状態をつくってしまいます。

手洗い時も洗い流しにくいため、菌やウイルスが残りやすく衛生的ではありません。手洗いの効果をより強化するためにも、ぜひ取り組みましょう。

なお、手洗いの洗い残しについては以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

ポイント3.ハンカチやタオルの使い回しをできるだけ避ける

手洗い後の手を清潔に保つためには、ハンカチやタオルの使い回しをできるだけ避けることが大切です。濡れっぱなしになったハンカチやタオルには、菌が繁殖しやすい条件が揃ってしまうからです。

また、手に洗い残しがあれば、ハンカチやタオルに菌やウイルスが付着します。どれだけ丁寧に手を洗っても、菌が付着したハンカチで再び手を拭けば汚染されてしまいます。

感染リスクを抑えるためにも、ハンカチやタオルの使い回しは避け、ハンドドライヤーやペーパータオルなど別の方法で手を拭き取りましょう。

なお、おすすめのペーパータオルについては以下の記事でまとめていますので、参考にしてください。

ポイント4.手洗いができないときはアルコール消毒液を活用する

手洗いが必要なタイミングなのにも関わらず、手洗い場を使えないケースはあります。そのようなときのウイルスや菌の除去には、アルコール消毒液の活用が有効です。

ただ、アルコール消毒液は手の汚れまでは除去できません。手洗い場を使える状況になったら、速やかに水で手を洗い流すことを心がけましょう。

なお、手洗い後に追加でアルコール消毒をしても、消毒効果がアップする期待値は低いとされています。

流水とせっけんを使った丁寧な手洗いの後にアルコール消毒液を使用する必要はありません

引用:独立行政法人国民生活センター

アルコール消毒は、あくまで手洗いができない状況での代替案として使用するものと考えておきましょう。

ポイント5.手洗い後はなるべく早く手を乾かす

手洗い後に菌の繁殖を防ぐには、水滴を残さないことがポイントです。正しい方法で手を洗っても、最後に手指に水滴が残ったままでは、菌が繁殖する条件が揃ってしまいます。

なるべく早く手を乾かすには、ハンドドライヤーやペーパータオルなどの活用がおすすめです。

特に、ハンドドライヤーを手洗い設備に設置すると、手洗いから乾燥までを非接触でできるため、より衛生対策を強化できます。

なお、ハンドドライヤーを使用して手を素早く乾かすにはいくつかのコツがあります。以下の記事で手が乾かないときの対策を紹介してますので、合わせて参考にしてください。

手洗い後の衛生対策ならハンドドライヤー「CIRCULA」がおすすめ

感染リスクをできるだけ抑えたいのであれば、吸引式のハンドドライヤー「CIRCULA(サーキュラ)」がおすすめです。

風や水滴を吸引するため、風を吹き付ける従来型よりも、空気中に浮遊する微小な粒子「エアロゾル感染」のリスクを99.7%抑えられます。

▼CIRCULAと従来品の飛沫を比較した検証動画(※音声が流れます

また、本体には抗菌素材を使用しており、菌の繁殖を抑えられ、ハンドドライヤーを衛生的に保つことが可能です。したがって、安心して手を乾かすことができます。

「感染リスクが少なくて、より安全なハンドドライヤーを設置したい」とお考えのご担当者様は、ぜひお気軽に資料をご覧ください。

手洗いの適切なタイミングを押さえて衛生対策に取り組もう

手洗いには、効果が発揮されるタイミングが複数あります。こまめに手洗いをおこなうことは大切ですが、重要なタイミングを知ってより衛生対策を強化しましょう。

特にたくさんの人が集まる各施設で感染リスクを抑えるためには、より気軽に衛生対策ができる工夫が必要です。

非接触で簡単に利用できるハンドドライヤーなら、ハンカチやタオルの用意がなくとも誰でも気軽に素早く手を乾かすことができます。

なお、ハンドドライヤーは製品によって特徴が異なるため、どのような基準で選べばいいのか迷うかもしれません。

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