ハンドドライヤーの音量が気になるときはありませんか?ハンドドライヤーの音量はメーカーや製品によって異なるため、設置場所に合わせて選ぶことがポイントです。
本記事では、ハンドドライヤーの音量について解説します。設置場所で騒音と判断されないハンドドライヤーを選ぶためにも、ぜひご一読ください。
音量をはじめ、利用者の満足度をアップするハンドドライヤーを選ぶには、いくつかのコツがあります。
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メーカーが発表しているハンドドライヤーの音量は約50〜80db
メーカー | 音量 |
---|---|
三菱電機株式会社 | 47~81dB |
パナソニック株式会社 | 55dB |
TOTO株式会社 | 53~56dB |
上記のとおり、各メーカーが公表しているハンドドライヤーの音量は約50~80dBです。
音の大きさは、空気中を伝わる波(音波)によって伝わり、音波の幅に音量が比例します。簡単に解説すると、波の幅が大きければ音量が大きくなり、波の幅が小さければ音量も小さくなるイメージです。
ただし、ハンドドライヤーの音量は測定の条件によって変化するため、公表値はあくまで参考としてください。一方、1910年創業の老舗オーディオブランド「DENON」によると、生活音の音量は下記のとおりです。
上記とメーカー公表値を照らし合わせると、約50~80dBあるハンドドライヤーの音量は、ラジオやテレビの中音量~大音量と同じくらいです。
ただ、音の大きさは発生源から遠くなるほど、音量が小さくなります。また同じ音量でも、周囲の環境によって感じ方が異なるので、設置環境に配慮したハンドドライヤー選びが必要です。
自社に適した音量のハンドドライヤーを選ぶ2つのコツ
前述のとおり、音量は環境や利用者によって感じ方が異なります。自社に適したハンドドライヤーを設置するには、以下の2つのコツが大切です。
- 設置場所に合わせる
- 想定利用者に合わせる
では、1つずつ見ていきましょう。
コツ1.設置場所に合わせる
1つ目のコツは、設置場所に合わせることです。なぜなら、設置場所の環境はそれぞれ違うからです。
例えば、ホテルやレストランなど静かな施設では、ゆっくりと人が歩く音だけでも大きく感じる場合があります。一方、商業施設のように多くの人が行き交う場所では、同じ音量でも気にならないかもしれません。
設置する場所によって求められる音量が変化するので、まずは設置場所を明確にしましょう。
コツ2.想定利用者に合わせる
ハンドドライヤーの音量は、想定利用者に合わせて選ぶことも重要です。音は、人によって感じ方が異なります。
例えば、縦長の標準タイプを使用する場合、子どもは聴覚が敏感なので、大人が気にならない音に怖がる場合があります。さらに身長が低いぶん本体に近く、モーター音の印象が大きいです。
また、周囲の音が不快感をともなって聞こえる「聴覚過敏」であったり、病気を患っていたりするときは、稼働音を大きく感じるので配慮が必要です。
音の他で利用者の満足度を向上させるハンドドライヤーを選ぶ5つのポイント
ハンドドライヤーで利用者により満足してもらうには、音以外にも以下5つのポイントがあります。
- 手を迅速に乾燥させられるだけの風量があるか?
- 想定利用者が使いやすい高さへ設置できるか?
- 設置してもスムーズな動線を確保できるか?
- 誰でも簡単にメンテナンスできる構造になっているか?
- 風や水滴が飛び散らない吸引式の構造か?
では、それぞれ見ていきましょう。
ポイント1.手を迅速に乾燥させられるだけの風量があるか?
1つ目のポイントは、手を迅速に乾燥させられるだけの風量があることです。素早く手を乾かせれば、菌の繁殖する条件が揃いにくくなります。
菌の繁殖を抑えられれば清潔を保てるので、感染症対策を強化に有効です。また、乾燥までに時間がかかると、急いでいるときにストレスを感じてしまいます。
時間がなくても迅速に手を乾かせるだけの風量を確保できれば、たくさんの人が気持ちよく清潔を保てます。
できるだけ音量をデモ機で確認し、快適に使えるハンドドライヤーを選びましょう。なお、手が乾かないときの対処法は下記の記事で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
ポイント2.想定利用者が使いやすい高さへ設置できるか?
ハンドドライヤー選びは、想定利用者が使いやすい高さへ設置できることもポイントです。利用者によって、体格や特徴が異なるからです。
病院や公共施設では、大人の健常者だけでなく、車いす利用者や子どもなどさまざまは人が使用します。
利用者が無理のない体勢でハンドドライヤーを使えなければ、あきらめて手が濡れたままその場を去るだけでなく、うっかり本体に触れてしまうかもしれません。
使いやすいことはもちろん清潔な手を保てるよう、想定利用者に適した高さへ設置しましょう。
なお、ハンドドライヤーを設置する高さについては、下記の記事で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
ポイント3.設置してもスムーズな動線を確保できるか?
設置場所でスムーズな動線を確保できることも確認しましょう。利用者の動線を妨げてしまうと、設置場所で動きにくく利用者に不便な印象を与えてしまいます。
また、手洗い場所からハンドドライヤーまでの距離が遠いと、途中で水滴が床に落ち設置場所を汚してしまいます。手洗い場からハンドドライヤーまで、スムーズに移動できる動線を考えてみましょう。
ポイント4.誰でも簡単にメンテナンスできる構造になっているか?
衛生的に利用するには、簡単にメンテナンスができるハンドドライヤーの導入がおすすめです。清掃をこまめにおこなえれば、菌の繁殖を抑え感染リスクを最小限にできます。
例えば、以下の吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA(サーキュラ)」の場合、水受けトレーやプレフィルターは簡単に取り外せます。
手入れが行き届いた清潔な状態のハンドドライヤーは、利用者に好印象を与えます。設置施設そのものの印象もアップするので、構造も確認しておきましょう。
なお、清掃の具体的な手順については下記の記事で詳しく説明していますので、ぜひあわせてお読みください。
ポイント3.風や水滴が飛び散らない吸引式の構造か?
衛生対策を強化したいなら、風や水滴が飛び散らないハンドドライヤーを選ぶことも重要です。ハンドドライヤーから風や水滴が飛び散った先で、菌が増殖する恐れがあります。
従来の吹付式と吸引式の違いは、空気の流れです。吹付式の場合は、風が横に流れるため、ハンドドライヤー周辺に水滴が飛びやすくなります。
一方、吸引式では、風がハンドドライヤーの中を循環するため、周辺に水滴が飛び散りにくい点がメリットです。設置空間の空気を撹拌(かくはん)しないため、空気中に漂う微粒子(エアロゾル)による感染症を防止できます。
感染症対策をより強化したいのであれば、吸引式ハンドドライヤーを検討しましょう。
利用者の満足度をアップするなら吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA」
感染症対策を強化しつつ利用者満足度のアップを目指すなら、吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA(サーキュラ)」がおすすめです。
CIRCULAは、高性能のブラシレスモーターを採用しています。吸引力が強力でありながら音量を抑えつつ、従来式より風や水滴の飛沫を99.7%抑制できる製品です。
また、以下の衛生対策も強化しています。
- メンテナンスや掃除が簡単にできる、一体型ボディを採用
- ボディ表面で菌の繁殖を抑制するため、抗菌素材を使用
- 空気清浄機に使用する「HEPAフィルター」で空気を浄化
- フィルターの清潔をより保つため、銅イオンの抗菌作用を採用
製品の内外で衛生対策を徹底したハンドドライヤーなら、利用者はもちろん清掃スタッフも安心して業務をおこなえます。
感染症対策を強化し衛生的な環境づくりをしたいとお考えの担当者様は、まずは以下のボタンからお気軽に資料をご覧ください。
自社に合った音量のハンドドライヤーを導入しよう
各メーカーが公表しているハンドドライヤーの音量は、約50~80dBです。生活音でいうと、ラジオやテレビの中音量~大音量と同じくらいあります。
ですが、設置場所や利用者によって音の感じ方はさまざまです。自社が想定する設置場所で騒音と判断されないよう、設置環境や想定利用者を明確にしたうえで選びましょう。
なお、音量だけでなく利用者の満足度をアップできるハンドドライヤーを選ぶには、いくつかのコツがあります。
当サイトでは、失敗を防ぐために知っておくべきハンドドライヤーの導入知識を配布しています。資料は無料ですので、興味があれば下記のボタンからお気軽にダウンロードしてください。
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