「ハンドドライヤーを設置する高さがわからない」と悩むことはありませんか?ハンドドライヤーは、適切な高さへ設置することでより快適に使用できます。
そこで本記事では、ハンドドライヤーを設置する高さの目安や設置場所を決めるポイントをまとめました。ハンドドライヤーの適切な設置場所を知りたい・設置場所で失敗したくないという場合、ぜひご一読ください。
ハンドドライヤーをお探しですか?製品によってサイズや性能が異なるハンドドライヤーは、どれを選べばいいのかわからず悩むことがあるかもしれません。
当サイトでは、ハンドドライヤー選びで失敗を防ぐため、導入時に知っておくべき知識を資料にまとめました。無料で配布していますので、以下のボタンからお気軽にダウンロードしてみてください。
【タイプ別】ハンドドライヤーを設置する高さの目安
ハンドドライヤーの適切な高さはタイプによって異なります。標準タイプのハンドドライヤーと、ミニタイプの2種類があり、それぞれの高さの目安は以下のとおりです。
- ハンドドライヤー(標準タイプ):85.5~87.5cm
- ハンドドライヤー(ミニタイプ):114~124cm
1つずつ詳しく見ていきましょう。
タイプ1.ハンドドライヤー(標準タイプ)
標準タイプのハンドドライヤーを設置する高さの目安は、以下のとおりです。
- 男性用 :87.5cm
- 女性用 :85.5cm
- 男女共用:85.5cm
ハンドドライヤーの標準タイプとは、本体の上部から手を挿入して乾かす製品です。
上部から手を入れる必要があるため、床からハンドドライヤーの上端部までの高さは、85.5cm~87.5cmが目安となります。
基本的に、利用者が自然な姿勢で手を挿入できる高さが理想です。男女で平均身長が違うため、一般的には男性トイレに設置する際は女性より高い位置を選びます。
タイプ2.ハンドドライヤー(ミニタイプ)
ミニタイプを設置する高さの目安は、以下のとおりです。
- 男性用 :124cm
- 女性用 :114cm
- 男女共用:114cm
ミニタイプは手をかざすと上部の吹付口から風が出るタイプのハンドドライヤーです。サイズがコンパクトなので、洗面台の上にも設置できます。
床からハンドドライヤーの上端部までの高さは、114cm~124cmが目安です。標準タイプと同様に、主に男性が使用するのであれば女性より高い位置に設置します。
また、洗面台の上に設置する場合、ハンドドライヤーの上端部までの高さは57cmが目安です。なお、ハンドドライヤーの種類については以下の記事でまとめていますので、合わせて参考にしてください。
ハンドドライヤーを設置する高さを決める2つの基準
ハンドドライヤーの高さを決める基準は、以下の2つです。
- ハンドドライヤーごとの推奨位置に合わせる
- 設置する場所の利用者層に合わせる
では、それぞれ解説します。
基準1.ハンドドライヤーごとの推奨位置に合わせる
基本的に、ハンドドライヤーごとに推奨されている寸法に合わせて設置しましょう。
同じハンドドライヤーでも、壁かけ型やスタンド型のように設置方法が異なります。そのため、製品によっては、上記の高さの目安が合わないかもしれません。
推奨位置は製品カタログや取扱説明書に記載されているので、導入時に確認してみてください。
基準2.設置する場所の利用者層に合わせる
利用者層に合わせて高さを決めることも重要です。施設によって、主な利用者の年齢や性別の傾向が違うからです。
例えば同じ病院でも、内科と小児科では利用者が異なります。利用者が快適に使える配慮として、どのような人がよく利用するか想定したうえで設置しましょう。
ハンドドライヤーの設置場所を選ぶ4つのチェックポイント
ハンドドライヤーは設置する場所に関しても大切です。以下の4つのポイントがあります。
- 設置場所の動線を妨げていないか
- 手洗い場にせり出していないか
- 掃除やメンテナンスをしやすいか
- 電源コンセントに水がかからないか
それぞれ詳しく解説します。
ポイント1.設置場所の動線を妨げていないか
ハンドドライヤーが動線を妨げないように設置しましょう。もし動線を妨げてしまうと、利用者がストレスを感じやすくなります。
複数の人が利用する商業施設のトイレの場合、出入口近くに設置すると人がすれ違いにくくなります。
もし設置場所が出入り口しか確保できないようであれば、壁に埋め込むタイプのハンドドライヤーを検討するのも1つの方法です。
利用者から不満が出ないようにするためにも、動線を妨げない場所への設置がおすすめです。
ポイント2.手洗い場にせり出していないか
ミニタイプを導入する場合、ハンドドライヤーが手洗い場にせり出さない位置に設置しましょう。設置場所によって、ハンドドライヤーが手洗い場の上部にはみ出してしまいます。
例えば、ハンドドライヤーが手洗い場に近すぎると、手洗っている最中は他の人がハンドドライヤーを使用できません。
利用者が多い場所では、手洗いとハンドドライヤーの利用が同時におこなえることが望ましいです。混雑を回避するためにも、手洗い場から少し離れた場所へハンドドライヤーを設置しましょう。
ポイント3.掃除やメンテナンスをしやすいか
掃除やメンテナンスのしやすさを意識した設置も、重要なポイントです。スペースの狭いところに設置すると、掃除や交換がしにくくなる恐れがあります。
水の受け皿であるドレンタンクは、定期的な水抜きが必要です。吸気口に取り付けられているフィルターの交換も、こまめにおこなわなければなりません。
例えば、弊社の『CIRCULA(サーキュラ)』の場合、下記のように水受けトレーやプレフィルターを手前から外します。
適切なスペースがなければ、水受けトレーやフィルターを外しにくくなる場合があります。また部品が外しにくいと、清掃が手間に感じるようになり清掃がおこなわれなくなるかもしれません。
ハンドドライヤーは細菌の繁殖を防ぐため、こまめな掃除が重要です。トラブル防止のためにも、ハンドドライヤーはゆとりのあるスペースに設置しましょう。
なお、掃除の手順については以下でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ポイント4.電源コンセントに水がかからないか
電源コンセントに挿して使用する場合、水がかからないようにしましょう。ハンドドライヤーには、工事をして電源と直結するタイプと、コンセントでつなぐタイプがあります。
もしコンセントでつなぐタイプであれば、電源やコードに水がかからないよう配慮が必要です。故障の原因となったり漏電による事故へつながったりする恐れがあるからです。
トラブルを防ぐためにも、水がかからないように設置するか、防水カバーを取り付けるなどの対策を行いましょう。
利用者が快適に使えるハンドドライヤーならCIRCULAがおすすめ
利用者がより快適に使えるハンドドライヤーを設置するなら、吸引式ハンドドライヤー「CIRCURA(サーキュラ)」がおすすめです。
スマートな形状なため、設置スペースが限られていても利用者が使いやすい高さへ設置できます。
また大きさは、他社の標準タイプのハンドドライヤーとほとんど同じです。すでにハンドドライヤーが設置されていれば、寸法の問題はほとんどありません。
さらに、CIRCURAは空気や水を吸引して手を乾燥させる点が特徴です。従来式に比べ粒子の飛散を約99.7%抑えられるため、利用者が安心して使用できます。
昨今は、より厳重な感染症対策が求められています。衛生さを保つ環境づくりをおこない利用者がより安心してハンドドライヤーを使用するためにも、まずはお気軽に資料をご覧ください。
利用者が使いやすい高さにハンドドライヤーを設置しよう
ハンドドライヤーの高さは、基本的に製品の推奨位置に合わせて設置します。仕様書・施工説明書や営業担当者などへ確認してみましょう。
ただし、利用者層によって使いやすい高さが違います。誰が使うかを想定し、想定される利用者が心地よく使える高さへ調節することが大切です。
一人でも多くの人が使いやすい手洗い場を作るためにも、ハンドドライヤーは適切な場所に設置しましょう。
なお、設置したい場所によって最適なハンドドライヤーは異なります。たくさんの製品から、目的にぴったり合うハンドドライヤーを選ぶのは難しいかもしれません。
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