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ハンドドライヤーの消費電力はいくら?電気代で後悔しないための全知識

「ハンドドライヤーの電気代はどれくれいかかるの?」と思うことはありませんか?ハンドドライヤーの消費電力を把握しておけば、予算に合わせて長期的な運用が可能です。

本記事では、ハンドドライヤーの電気代の目安や、消費電力を抑えるコツなどを解説します。ハンドドライヤー導入をご検討中の方は、ぜひ最後までご一読ください。

自社の予算に合うハンドドライヤーをお探しですか?

ハンドドライヤーの導入で後悔しないためには、電気代だけでなくいくつかのポイントを事前に押さえておくことが重要です。

当サイトでは、失敗を防ぐために知っておくべき導入知識を無料で配布しています。興味がありましたら、以下のボタンからお気軽に資料をダウンロードしてください。

目次

ハンドドライヤーの電気代は1ヵ月で約770円

ハンドドライヤーの利用で発生する1ヵ月の電気代の目安
  • 約770円/月(1回あたり約0.085円)

※300回/日を30日利用した場合
※当社による試算数値:消費電力800W・使用時間15秒/回・27円/kWh・待機電力は含めない

上記のように、ハンドドライヤーの利用で発生する1ヵ月の電気代は、約770円です。ちなみに、代表的なハンドドライヤーメーカーが公表している電気代は、以下のとおりです。

スクロールできます
メーカー名1回の電気代1ヵ月の電気代電力量料金
三菱電機株式会社約0.083円約750円27円/kWh
TOTO株式会社約0.03円約240円15円/kWh
パナソニック株式会社約0.038円約350円27円/kWh
※いずれも、使用時間は5秒/回

各メーカーによって、ハンドドライヤーの性能や消費電力などが異なるため、上記はあくまで目安です。ただいずれのメーカーも、1ヵ月あたりの電気代は1,000円以内におさまる計算になっています。

※各試算の参考記事
三菱電機株式会社
TOTO株式会社
パナソニック株式会社

ハンドドライヤーの消費電力をできるだけ抑える2つのコツ

設備であるハンドドライヤーは、一度設置したら長期的に運用することが一般的です。つまり、自社の予算に合った使い方ができるかどうかについても、念頭におく必要があります。

ここで、ハンドドライヤーの消費電力をできるだけ抑えるための2つのコツをご紹介します。

ハンドドライヤーの消費電力をできるだけ抑える2つのコツ
  1. 想定外の負荷をかけないため、こまめに清掃する
  2. 自社の目的に合った製品を選ぶ

では、1つずつ見ていきましょう。

コツ1.想定外の負荷をかけないため、こまめに清掃する

ハンドドライヤーは、できるだけこまめに清掃をおこないましょう。ハンドドライヤーに汚れがたまると、フィルターが目詰まりを起こします。

空気の循環が悪くなれば、循環させるためにモーターに負荷がかかり消費電力が上がります。電気代を上げないようにこまめな清掃が必要です。

なお、ハンドドライヤーの清掃については下記の記事で紹介していますので、ぜひご一読ください。

コツ2.自社の目的に合った製品を選ぶ

設置の目的に合ったハンドドライヤーを選ぶことは、より満足度を高めるために重要なコツです。ハンドドライヤーには機能や構造などに違いがあり、さまざまなタイプがあります。

目的に合わない製品を選んでしまうと、使い勝手が悪くストレスになるかもしれません。例えば、予算が限られている場合、コスト面を考慮してペーパータオルとの選択肢で悩むケースがあります。

設備のハンドドライヤーに対して消耗品であるペーパータオルなら、導入コストを抑えることが可能です。しかし長期的に見れば、以下のようにハンドドライヤーのランニングコストがペーパータオルを下回る場合があります。

利用期間①ハンドドライヤーの費用②ペーパータオルの費用①と②の差額
1日25.5円540円-514.5円
1ヵ月765円16,200円-15,435円
1年9,180円194,000円-184,820円
5年45,900円972,000円-926,100円
※商業施設で1ヵ月使用(利用回数300回/日)した場合

もちろん、1日の使用回数が少ないのであれば、ペーパータオルが向いているかもしれません。あくまで一般論ではなく、自社の設置目的に合わせて検討しましょう。

電気代の他にも把握しておくべきハンドドライヤーの3つの運用費

ハンドドライヤーは、電気代の他にも費用がかかります。ここで、導入から運用までにかかる以下3つの費用をご紹介します。

電気代の他にも把握しておくべきハンドドライヤーの3つの費用
  1. 本体価格
  2. 工事費
  3. メンテナンス費

では、1つずつ解説します。

費用1.本体価格

スクロールできます
No.種類値段
1壁掛け式両面乾燥タイプ10万円~25万円
2壁掛け式小型タイプ5万円~25万円
3壁面埋込式タイプ10万円~20万円
4シンク一体型タイプ10万円~30万円
5衛生機能付きタイプ20万円~40万円

ハンドドライヤー本体は、上記の表のように5つのタイプがあります。値段は10万円~40万円とさまざまです。タイプによって、大きさや性能が異なります。

設備なので、形が大きく多機能であるほど価格が上昇する傾向があります。

費用2.工事費

ハンドドライヤーを施設に取り付ける工事の費用も必要です。ほとんどの場合、設置のために電気工事士のような専門業者に工事を依頼しなければなりません。

  • ハンドドライヤーの取り付け工事
  • 電源の配線工事
  • 漏電による感電を防ぐアース線の取り付け工事

上記のような工事費が発生します。

費用3.メンテナンス費

施設にハンドドライヤーを取り付けたあとは、長期的に使い続けるためのメンテナンス費用も発生します。主な費用は以下のとおりです。

  • フィルター・モーターの交換費用
  • 点検・修理費用
  • 清掃の人的コスト

なお、ハンドドライヤーの導入から運用までに発生するコストについては、下記の記事で紹介しています。ぜひご一読ください。

消費電力の他にハンドドライヤー導入で押さえておくべき4つのポイント

しかし、ハンドドライヤーを長く使い続けるためには、コストの他にも押さえておくべき4つのポイントがあります。

消費電力の他にハンドドライヤー導入で押さえておくべき4つのポイント
  1. 手軽に清掃できる簡単な構造か?
  2. 短時間で乾燥できるだけの風量があるか?
  3. 利用者の動線を妨げずに設置できるか?
  4. メーカーや販売代理店のサポートがスムーズか?

では、それぞれ解説します。

ポイント1.手軽に清掃できる簡単な構造か?

1つ目のポイントは、誰でも簡単に清掃できるシンプルな構造であることです。忙しい現場のスタッフにとって、ハンドドライヤーが清掃しやすいかどうかは重要です。

簡単にメンテナンスができれば、現場のスタッフの清掃に対する心理的なハードルを下げられます。例えば、以下のようにボディ1つだけを外せば、内部のフィルターなどを容易にメンテナンスできます。

弊社CIRCULA(サーキュラ)の水受けトレーを取り外したところ

ハンドドライヤーのパーツがいくつも複雑にわかれている構造だと、清掃に手間がかかり手入れができないかもしれません。スタッフが手軽に清掃できる、簡単な構造のハンドドライヤーを選びましょう。

なお、ハンドドライヤーの構造や仕組みについては以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

ポイント2.短時間で乾燥できるだけの風量があるか?

手洗い後、できるだけ早く乾燥させることは、清潔さを保つために有効です。手に水滴が残ったままだと、菌が繁殖する条件が揃ってしまうからです。

また、ハンドドライヤーは手洗いから乾燥まで非接触で完結できるため、安心して利用できます。感染リスクをより抑えるのであれば、手を短時間で乾燥できる風量があるハンドドライヤーを選ぶことがポイントです。

なお、ハンドドライヤーで迅速に手を乾かすにはコツがあります。手が乾かないときの対策を以下でも解説していますので、合わせて参考にしてください。

ポイント3.利用者の動線を妨げずに設置できるか?

ハンドドライヤーを設置するためには、ある程度のスペースを必要とします。ハンドドライヤーを設置することで、利用者の動線を妨げないことは重要です。

動線とは、建物内を人が自然に動く経路のことを指します。設置スペースに対してハンドドライヤーが大きすぎると、移動がスムーズにできません。

また、手洗い場から離れた距離へ設置されると、水滴が床に落ちて汚してしまいます。

工場で手洗い場の横に設置されたハンドドライヤー

手洗い動線を妨げられると、利用者からクレームが発生しかねません。利用者に快適に利用してもらうためにも、動線を妨げない場所へ設置できるハンドドライヤーを設置しましょう。

ポイント4.メーカーや販売代理店のサポートがスムーズか?

修理を依頼する際に、メーカーや販売代理店のサポート体制がスムーズかどうかも外せないポイントです。ハンドドライヤーは、長期間にわたって使う設備です。

現場でこまめにメンテナンスしていても、修理が必要になるケースが想定されます。販売代理店に迅速に対応してもらえれば、不便を感じる期間を最小限に抑えられます。

結果的に、利用者が困る場面も減らすことができ、設置施設のイメージアップにもつながります。

長期的に衛生対策をするなら吸引式ハンドドライヤーCIRCULAがおすすめ

長期的に衛生対策をするなら、吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA(サーキュラ)」がおすすめです。

CIRCULAは下記の動画のように、風を吹き付ける従来式ハンドドライヤーと比較して、99.7%本体からの風や水滴が漏れにくい製品です。

本体から風が漏れにくいため、空気中に漂う微粒子「エアロゾル」による感染リスクを抑えられます。エアロゾルは、新型コロナウイルスの感染経路の1つとされている要因です。

SARS-CoV-2は、感染者の鼻や口から放出される感染性ウイルスを含む粒子に、感受性者が曝露されることで感染する。

その経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)

引用:国立感染症研究所

また、大きさは従来式のハンドドライヤーとほとんど同じなので、設置スペースに悩むことがありません。

CIRCULAの設置例

たくさんの人が利用する施設では、長期的に衛生対策をしたいものです。

ランニングコストを抑えて、より多くの利用者が安心して使えるハンドドライヤーを導入したいとお考えのご担当者様は、以下のボタンからぜひお気軽に資料をご覧ください。

電気代を把握して自社に合ったハンドドライヤーを導入しよう

ハンドドライヤーの利用で1ヵ月に発生する電気代は、約770円です。長期的に運用するのであれば、把握しておく必要があります。

一方、ハンドドライヤーを予算に合わせて選ぶことは大事ですが、予算を優先してしまうと、導入の目的を果たせないこともあります。

自社に合う予算はもちろん、設置目的に合うハンドドライヤーを選びましょう。

なお、当サイトでは、ハンドドライヤー導入の失敗を防ぐために知っておくべき知識を資料にまとめています。資料は無料なので、興味があれば以下のボタンからお気軽にダウンロードください。

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