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ハンドドライヤーの値段まとめ│導入から運用までに必要なコストも解説

「ハンドドライヤーの値段ってどれくらいなんだろう」と思うことはありませんか?ハンドドライヤーはいろいろなタイプがあり、それぞれ値段が異なります。

本記事では、ハンドドライヤーの値段や運用コストなどについて解説します。自社に合ったハンドドライヤーを選ぶためにも、ぜひご一読ください。

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ハンドドライヤーは、値段だけで選んでしまうと失敗する恐れがあります。そこで当サイトでは、導入前に知っておくべき知識を無料資料にまとめました。

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目次

【タイプ別】ハンドドライヤーの値段まとめ

ハンドドライヤーは以下の5つのタイプがあり、それぞれ値段が異なります。

No.種類値段
1壁掛け式両面乾燥タイプ10万円~25万円
2壁掛け式小型タイプ5万円~25万円
3壁面埋込式タイプ10万円~20万円
4シンク一体型タイプ10万円~30万円
5衛生機能付きタイプ20万円~40万円

タイプごとに詳しく解説します。

タイプ1.壁掛け式両面乾燥タイプ(10万円~25万円)

壁掛け式両面乾燥タイプ(10万円~25万円)の特徴
  • 両側から風が吹き付けられタイプ
  • 風量が多く迅速に手を乾かせる
  • 商業施設や医療施設など、幅広い場所で活用できる

壁掛け式両面乾燥タイプは、手を上から挿入して乾燥させるタイプのハンドドライヤーです。10万円~25万円の価格で販売されています。

特徴は、両側から風を吹き付け、手を素早く乾燥することです。商業施設や医療機関など、1日の利用回数が100~500回ほどの施設でよく活用されます。

タイプ2.壁掛け式小型タイプ(5万円~25万円)

壁掛け式小型タイプ(5万円~25万円)の特徴
  • 上から吹き付けて乾燥させる小型のタイプ
  • 壁掛け式両面乾燥タイプより、サイズがコンパクト
  • 小規模の飲食店や小売店のように、限られたスペースで設置しやすい

上から吹き付けて乾燥させる壁掛け式小型タイプの値段は、5万円~25万円が主流です。壁掛け式両面乾燥タイプよりサイズが小さいため、省スペースで設置しやすくなっています。

製品によって、水受けトレーがないタイプや据え置きできるタイプもあり、小規模の飲食店や比較的小さいお手洗いなどで活用されます。

両面乾燥タイプより風量が少ないため、乾燥にかかる時間が長めです。利用者が多い手洗い場に設置すると混雑を招く恐れがあるため、小型の手洗い場への設置が向いています。

タイプ3.壁面埋込式タイプ(10万円~20万円)

出典:TOTO株式会社
壁面埋込式タイプ(10万円~20万円)の特徴
  • 上から吹き付けて乾燥させる小型のタイプ
  • 埋め込むことで通路へせり出さない
  • 設置する手洗い場が狭い場合におすすめ

壁に埋め込んで設置するタイプのハンドドライヤーが、壁面埋込式タイプです。10万円~20万円くらいの値段で購入できます。

小型タイプのように、上部から風を吹き付けて手を乾かします。コンパクトなため、手洗い場の通路が狭い場合におすすめです。

上記画像のような製品は、ボディにステンレスを使用しており、小型ながらスタイリッシュな空間を演出できます。デザイン性が高い一方、他のタイプと比べて設置費用が高くなる傾向があるため、価格の確認が必要です。

タイプ4.シンク一体型タイプ(10万円~30万円)

出典:株式会社LIXIL
シンク一体型タイプ(10万円~30万円)の特徴
  • シンク内にハンドドライヤー機能が搭載されたタイプ
  • ボディや水受けトレーの手入れが不要なため、メンテナンスが簡単

シンク一体型タイプは、シンク内にハンドドライヤー機能が搭載されているタイプで、10万円~30万円ほどで購入できます。

手を洗ったその場で乾燥できるため、ハンドドライヤーへ移動する必要がなく効率的に手を乾かせます。

また、ボディや水受けトレーなどがないため手入れ不要です。ただし、寿命が来た場合はシンクごと入れ替える必要があるため、交換時のコストまで視野に入れておくことがおすすめです。

タイプ5.衛生機能付きタイプ(20万円~40万円)

衛生機能付きタイプ(20万円~40万円)の特徴
  • 菌の繁殖を抑える機能を搭載したタイプ
  • 新型コロナウイルスの感染症対策として注目されている

衛生機能付きタイプは、手の乾燥に加え細菌の繁殖を抑えられる機能を搭載したタイプです。機能によって価格は変動しますが、20万円~40万円ほどで購入できます。

衛生機能の種類には、下記の例があります。

種類概要
吸引式ハンドドライヤーから風を漏らさず、水滴や菌・ウイルスなどをまき散らさない方式。
抗菌加工当該する製品の表面における細菌の増殖を抑制すること。
HEPAフィルター高度な清浄空間を求められるクリーンルームや精密空調機器などに用いられる、JIS規格で定められた超高性能エアフィルターのこと。
HACCP製品認証オーストラリアのHACCP International社が定めた、食品製造現場で使用される資材・備品に設けている民間認証制度のこと。

衛生機能付きタイプは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、さまざまな場所で需要が増加しています。なお、ハンドドライヤーの種類については以下でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ハンドドライヤーの導入から運用までに必要な費用

ハンドドライヤーは、本体の価格の他に下記のコストが発生します。

ハンドドライヤーの導入から運用までに必要な費用
  1. 工事費
  2. 光熱費(電気代)
  3. メンテナンス費

それぞれ詳しく解説します。

費用1.工事費

  • ハンドドライヤーの取り付け工事
  • 電源の配線工事
  • 漏電による感電を防ぐアース線の取り付け工事

導入時に、上記の工事費が発生します。電気の工事は「電気工事士」の資格保有者へ依頼します。

無資格の者がおこなうと、法律により罰則が課せられるため注意が必要です。ただ、軽微な電気工事なら無資格でもおこなえるケースはあります。

ですが一般の人には、対応の範囲を判断することが難しいだけでなく、誤った作業により火災や感電事故を起こす恐れがあります。

以上により、ハンドドライヤーの工事は専門の事業者へ依頼する工事費が必要です。

費用2.光熱費(電気代)

ハンドドライヤーは、ランニングコストとして光熱費が発生します。使用回数が多かったりヒーター機能があったりすると、光熱費は増加します。

一方で、ハンドドライヤーとよく比較されるペーパータオルのランニングコストの差額は、下記のとおりです。

利用期間①ハンドドライヤーの費用②ペーパータオルの費用①と②の差額
1日25.5円540円-514.5円
1ヵ月765円16,200円-15,435円
1年9,180円194,000円-184,820円
5年45,900円972,000円-926,100円
※商業施設で1ヵ月使用(利用回数300回/日)した場合

5年使用した場合、ハンドドライヤーはペーパータオルの20分の1以下までコストを削減できます。長期的な活用を考えているのであれば、初期費用だけでなく光熱費も把握しておくことがおすすめです。

なお、ハンドドライヤーとペーパータオルの比較ポイントを以下でも解説していますので、合わせて参考にしてください。

費用3.メンテナンス費

ハンドドライヤーを長いあいだ利用すると、劣化した製品のパーツの交換が必要となります。部品の交換は、製品の機能を維持するために欠かせないメンテナンス費です。

例えば、ハンドドライヤーの吸気口に付いているフィルターは、交換が必要なパーツの1つです。掃除をしても汚れが落ちなかったり変形したりした場合は、新しく購入しなければなりません。

また、風を送るモーターが劣化すると、本来必要とする風量を確保できなくなってしまいます。他にも、故障が発生した場合は修理費がかかるので、あらかじめ予測しておくことがおすすめです。

値段に重点をおいたハンドドライヤー選びで失敗しない4つのポイント

値段を重点に置いたハンドドライヤー選びなら、以下の4つのポイントに注意が必要です。

値段に重点をおいたハンドドライヤー選びで失敗しない4つのポイント
  1. 設置する目的に合っている
  2. 簡単な構造で清掃が手軽にできる
  3. 素早く乾燥できる風量がある
  4. 販売代理店のサポートが充実している

それぞれ詳しくお伝えします。

ポイント1.設置する目的に合っている

まずは、設置する目的に合ったハンドドライヤー選びが大切です。目的を果たすために必要な機能がなければ、効果を得られません。

  • 衛生対策を徹底したいから、感染リスクを抑えられる製品
  • 1日の利用回数が少ないから、全体のコストを抑えられる製品

上記のように、目的に合っていれば導入後の満足度がアップします。予算に合わせられることはもちろん重要ですが、長期的に快適に使用できるよう検討してみましょう。

ポイント2.簡単な構造で清掃が手軽にできる

現場のスタッフが、簡単に清掃できるハンドドライヤーを選ぶことも重要です。ハンドドライヤーの衛生さを保つには、1日に何度か拭き掃除をおこなわなければなりません。

ハンドドライヤーは、ボディだけでなく内部フィルターや水受けトレーの清掃が必要です。パーツを簡単に取り外せれば清掃のハードルが下がるため、忙しいスタッフがメンテナンスしやすくなります。

継続的にこまめなメンテナンスをおこなうためにも、簡単な構造であることはポイントです。なお、ハンドドライヤーの清掃方法については下記にまとめていますので、合わせて参考にしてみてください。

ポイント3.素早く乾燥できる風量がある

すぐに乾燥できることは、ハンドドライヤーの衛生さを保つために確認しておきたいポイントです。手に付着している菌は、水に溶け込んでいる汚れ(=栄養)を食べて増殖します。

素早く手を乾燥できれば菌の増殖する条件を揃えないため、感染リスクを抑えられます。ただし、風量と稼働時の音量は比例するので注意が必要です。

ホテルや医療機関など音量に配慮が必要な場所への導入を考えている場合は、カタログだけでなくデモ機で実際の音量を確認しましょう。

なお、手を素早く乾かすにはいくつかのコツがあります。以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

ポイント4.販売代理店のサポートが充実している

ハンドドライヤーの導入で失敗を防ぐために、販売代理店のサポートが充実しているかも確認しておきましょう。ハンドドライヤーは毎日のように稼働します。

万が一トラブルが起きたとき、販売代理店のサポートがスピーディーであれば利用者が困ることがありません。故障時におけるスムーズな対応は、利用者から設置施設に対してのイメージアップにもつながります。

営業に影響をおよぼさないよう、サポート体制を事前に確認しておきましょう。

衛生対策を強化できるハンドドライヤーならCIRCULAがおすすめ

衛生対策を強化したいのであれば、吸引式ハンドドライヤー「CIRCULA(サーキュラ)」がおすすめです。CIRCULAは、空気が本体から漏れにくいため、空気中に漂うエアロゾルの飛散を従来式より99.7%抑えられます。

エアロゾルとは、空気中に漂う微細な粒子のこと。粒子には、微小な液体または固体の粒子を含む。2022年3月には、国立感染症研究所が新型コロナウイルスの感染経路の1つと発表した。

さらに、下記の機能が特徴です。

  • ボディに抗菌素材を使用
  • 空気清浄機にも使用される「HEPAフィルター」を採用
  • 本体やフィルターに銅イオンによる殺菌作用を活用

CIRCULAは、空気が本体を循環することで浄化されるため、衛生的に利用できます。より簡単なメンテナンス衛生対策を強化したいとお考えであれば、まずは下記からお気軽に資料をご覧ください。

値段だけでなく目的に合ったハンドドライヤーを導入しよう

あらためて、下記に本記事をまとめます。

本記事のまとめ
  • ハンドドライヤータイプによって、値段が異なる
  • 工事やメンテナンスなどにも費用が発生する
  • 導入で失敗を防ぐには、目的に合わせて選ぶことも大切

ハンドドライヤー選びは、自社の予算に合わせることが大切です。ですが、値段だけで選んでしまうと、導入の目的を果たせない恐れがあります。

自社の目的を果たすために必要な機能を明確にして、ハンドドライヤーを検討しましょう。

なお、ハンドドライヤーは製品によって機能が異なるため、どのような基準で選べばいいのか迷うかもしれません。

当サイトでは、導入で失敗を防ぐための知識を資料にまとめています。無料で提供していますので、興味がおありでしたら以下のボタンからお気軽にダウンロードしてみてください。

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