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感染症を予防できる正しい手洗いとは?リスクをより抑えるポイントも紹介

「手洗いで感染症を予防できるの?」と疑問に思うことはありませんか。結論、正しい方法で手洗いをおこなえば、感染症を予防できます。

本記事では、感染症を予防できる正しい手洗いの方法や感染予防のポイントなどをご紹介します。より効果的な衛生対策のためにも、ぜひご一読ください。

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目次

感染症は正しい手洗いをおこなえば予防できる

出典:厚生労働省

冒頭でお伝えしたとおり、感染症は正しい手洗いをおこなえば予防できます。厚生労働省によると、流水で15秒手洗いするだけで、残存ウイルスを約1%まで減らせます。

出典:厚生労働省

さらにハンドソープを使用して手洗いしたときの残存ウイルスは、約数個です。以上により、手洗いを正しくおこなうことは衛生対策として有効といえます。

なお、手洗いの効果については以下の記事で解説していますので、合わせて参考にしてください。

感染症を予防できる正しい手洗いの方法

出典: 厚生労働省

①流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ手のひらをよくこすります。  

②手の甲を伸ばすようにこすります。

③指先・爪の間を念入りにこすります。

④指の間を洗います。

⑤親指と手のひらをねじり洗いします。

⑥手首も忘れずに洗います。

引用:「手洗い」や「マスクの着用を含む咳エチケット」 │厚生労働省

厚生労働省が推奨する正しい手洗いは、上記のとおりです。手の甲から手首まで、順に丁寧に洗うことがポイントです。特別に難しいことはないので、だれでも今すぐに取り入れられます。

なお、イラストや文章でイメージしにくい場合は、下記動画も参考にしてください(※1分ほど音声が流れます)。


感染症を引き起こす3つの感染経路

SARS-CoV-2は、感染者の鼻や口から放出される感染性ウイルスを含む粒子に、感受性者が曝露されることで感染する。その経路は主に3つあり、

①空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)、

②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること(飛沫感染)、

③ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること(接触感染)、である

引用:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について

菌やウイルスの感染経路は、種類によって異なります。ここで一例として、国立感染症研究所が発表した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の3つの感染経路を解説します。

では、1つずつ見ていきましょう。

経路1.エアロゾル感染

出典:日本放送協会

1つ目は、エアロゾル感染です。空中に浮遊するウイルスを含んだ微粒子「エアロゾル」を吸い込むことで起きます。

エアロゾルとは、空気または他の気体中に浮遊する微小な個体あるいは液体の粒子(粒子の直径が5μm未満)と周囲の気体の混合体のこと。

公益社団法人日本看護協会によると、咳やくしゃみでエアロゾルが発生する数は下記のとおりです。

  • :約700個/回
  • くしゃみ:約4万個/回

飛沫を直接浴びなくても、吸い込むことで感染する恐れがあるため、特に換気が難しい室内では注意が必要になります。

経路2.接触感染

出典:厚生労働省

ウイルスを含む飛沫を直接触ったり、ウイルスが付着した手指で露出した粘膜を触ったりすることで起きるのが、接触感染です。

露出した粘膜とは、目、鼻、口などのことを指します。顔は無意識に触る可能性があるため、厚生労働省では注意換気をしています。

経路3.飛沫感染

飛沫感染は、ウイルスを含む飛沫が咳やくしゃみなどで飛び散り、口や鼻・目などの露出した粘膜に付着することで起きます。

出典:厚生労働省

飛沫感染を防ぐためには、一人ひとりのエチケットが求められます。咳やくしゃみをするときは、なるべく口や鼻を覆い、近くの人へ配慮しましょう。

手洗い以外にも予防対策はできる!感染リスクを抑える4つのポイント

感染症を予防するには、手洗い以外の対策もあります。ここで、感染リスクを抑える4つのポイントを解説します。

手洗い以外にも予防対策はできる!感染リスクを抑える4つのポイント
  1. 定期的に換気をして部屋の空気を入れ替える
  2. 手洗い場が近くにないときは、アルコール消毒をおこなう
  3. 耐薬性のある家具や製品には、消毒液を使用して除菌する
  4. 自分の健康に不安があるときは、人と会うことを避ける

では、1つずつ解説します。

ポイント1.定期的に換気をして部屋の空気を入れ替える

定期的に換気をして部屋の空気を入れ替えることは重要です。感染経路の1つ、空中に浮遊するウイルスを含んだ微粒子による「エアロゾル感染」の予防に役立ちます。

例えば厚生労働省では、商業施設の「換気の悪い密閉空間」を改善する対策の1つとして、下記の見解を発表しています。

推奨される換気の方法
(中略)

② 窓の開放による方法

換気回数※を毎時2回以上(30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する。)とすること。

※ 換気回数とは、部屋の空気がすべて外気と入れ替わる回数をいう。

空気の流れを作るため、複数の窓がある場合、二方向の壁の窓を開放すること。窓が一つしかない場合は、ドアを開けること。

引用:「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法│厚生労働省

エアロゾルが滞留しないために、定期的な換気をおこない部屋の空気を入れ替えましょう。

ポイント2.手洗い場が近くにないときは、アルコール消毒をおこなう

感染対策として有効な手洗いですが、近くに水を使える手洗い場がないとおこなえません。そのようなときに代わりとなるのが、手指のアルコール消毒です。

国立感染症研究所では下記のように、水が使える環境でないときは、アルコールを含んだ消毒を推奨しています。

出典:国立感染症研究所

また厚生労働省では、濃度70%以上95%以下のエタノールであれば、ウイルスの「膜」を壊し無毒化できるとしています。

ただ、人によってアルコールが肌に会わないこともあるため、注意が必要です。もし問題なく使用できるのであれば、手洗い場が近くにないときは、アルコール消毒も活用しましょう。

ポイント3.耐薬性のある家具や製品には、消毒液を使用して除菌する

手指だけではなく、家具など身の回りのものを消毒することも感染対策の1つです。消毒することで、物を介して起こる接触感染を防止できます。

除菌に有効なのは、下記のような消毒液や洗剤の活用です。

スクロールできます
種類概要
次亜塩素酸ナトリウム液・塩素系殺菌剤
・殺菌・漂白に活用される
・ノロウイルス・コロナウイルス対策としても推奨
消毒用エタノール・エチルアルコールと呼ばれるアルコール
・揮発しにくい濃度で消毒に向いている
・エタノールで不活性化できるウイルスの消毒に有効
中性洗剤・主に洗濯用洗剤として使われる薬剤
・酸性の汚れとアルカリ性の汚れを中和しながら落とす
・刺激が少なく素材や肌を傷めにくい

ただし、体質によって手が荒れたり、家具などを傷めたりすることがあるので、注意が必要です。消毒液や洗剤を使おうとしているものに耐薬性があるのかどうかを確認し、少しずつ使ってみましょう。

ポイント4.自分の健康に不安があるときは、人と会うことを避ける

飛沫感染の予防策の1つとして、自分の健康に不安があるときは、できるだけ人に会わないことも大事です。自分では大丈夫と感じていても、思いがけず菌やウイルスを保有していることはあります。

自分が感染していることに気が付かないまま誰かと会えば、相手へ感染症を移してしまう恐れがあります。もし自分の健康に不安があるのなら、できるだけ通常どおりに回復してから会うようにしましょう。

また、人と会うときはマスクを活用することも有効です。自分が相手へ感染症を移すリスクだけでなく、相手からの思いがけない感染も予防できます。

マスクの有効性には諸説ありますが、少しでも不安があるのなら、相手への思いやりとしてマスクの使用も検討しましょう。

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HEPAフィルターとは、高度な清浄空間が求められるクリーンルームや精密空調機器などに使用されるエアフィルター。日本の国家規格「JIS規格」で規格が定められている。

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感染症を予防するためには、正しい手洗いをするだけでなく、より清潔を保つ工夫が必要です。

感染リスクを抑え衛生的な環境づくりをご検討されている担当者様は、まずは以下のボタンからお気軽に資料をご覧ください。

感染症を予防するために正しい手洗いをおこなおう

感染症は、正しい方法で手洗いをおこなえば予防できます。ですが、感染症対策をより強化するためには、手洗いの他にも換気や除菌などをおこなうことが効果的です。

自分だけでなく関わりのある人たちの健康を守るためにも、状況に合わせて最適な対策を選びましょう。

もし、手洗い後の感染対策をより強化したいとお考えでしたら、ハンドドライヤーの活用がおすすめです。非接触で素早く手を乾かせるハンドドライヤーは、菌の繁殖を抑えられるため、物を介した感染対策などに役立ちます。

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